アフリカン・フェスティバルは生命の祭り!

縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる世界をお届けします。

当ブログの「お知らせ」や、facebookなどで告知させていただきましたが、2015年7月11日(土)、12日(日)に、アフリカ日比谷フェスティバルに参加してきました!

東京の日比谷公園で行われたこのお祭りは、『アフリカヘリテイジコミティー』が主催。
日本の人々に、特に、未来を担う子供たちに異文化交流の機会を設け、このイベントを通して、アフリカの受け継がれてきた文化や魅力を伝えていくことが大きな目的の一つです。

ステージ上では、『よさこい』やファッションショーもありましたが、ほとんどはアフリカン・ミュージック。伝統楽器のムビラや、ジャンベと呼ばれる太鼓、レゲエ、アフリカンジャズ等々、途切れる間もなく響き続け、観客は踊り続けました。
照りつける太陽の下、たくさんの生命が躍動するその場所は、『日本』という枠を超越し、アフリカのどこかの国に迷い込んだかのようでした。
アフリカ日比谷フェスタ_20150712

↑ちなみに、こちらの素敵な写真は、現地で知り合った『東かがわチャレンジクラブ』さんからいただきました!「アフリカマラウイの特産品とお母さん達が手縫いで作るアフリカ布雑貨」を扱っていらっしゃいます。

『縁結び工房』はといえば、ケニア他の雑貨を扱う『Monsoon Japan』 さんと一緒にブースを出させていただきました。
通常、ネットでは扱っていない山岳少数民族のモン族の刺繍が、特にご好評いただいたようです。
また、お客様と直接触れ合う中で、いくつかのご意見・ご質問を頂戴しました。

「あっちの○○をこっちの××にしたものはないんですか? あればいいのに!」
⇒「確かに、そのアイデアありかも!」と、新たな展開に結び付きそうなヒントとなりました。

「何で縁結び工房なの? 世界と日本の縁を結ぶから?」
⇒「世界どころか、アジアとのご縁もしっかり結べているだろうか? いや、結んでいかなくちゃ! そして、世界へとつなげていかなくちゃ!」と、改めて気落ちを引き締める良い機会となりました。

暑い中、ご来場いただいた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

ところで、インドネシアのジャカルタから、一時帰国中の友達が遊びに来てくれました。彼女は、バンコク時代の同僚で、当時のもう一人の同僚と一緒に遊びに来てくれたのでした。
彼女は、バンコクでは社会人の吹奏楽サークルに所属するなど、音楽をこよなく愛する人です。
彼女は言いました。

「アフリカの音楽は力強いですね。タイやインドネシアのガムランなどは、神様に聞かせる音。
アフリカは、生きていくための音なんですね」

会場には、日本に住むたくさんのアフリカの方々が来ていて、もう20年も国に帰っていないという方や、日本で生まれ育ち、日本の普通の小学校に通う、日本語が母語と同じように流ちょうな子供達がいました。そんな人々が、遠く離れた異国の地で集い、歌い、踊る。まさに、生きていくための音がそこにありました。

縁結び工房にとっての暑い夏の幕開けは、アフリカとのご縁から始まったようです。
s-縁結ブース_アフリカ日比谷フェス2015

東南アジアの織物や工芸品を使った