≪旅する茶籠~町田市編~≫ HAPON茶道教室・秋のエクスカージョン

縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる世界をお届けします。

新宿西口にあるナチュラル感あふれるシェアオフィスHAPON新宿で始まったHAPON茶道教室」ですが、全6回の入門講座を修了した1期生の皆さんと、小旅行に行ってきました。

行先は、東京都町田市。

まずは、武蔵の国と相模の国の境にある「武相荘~白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅」を訪ねます。
10年前に葺き替えた茅葺屋根が印象的な古民家に、秋の陽が優しく降り注いでいます。
オシャレなレストランとカフェに、期待が高まります。

庭を散策し、母屋の展示を楽しみ、レストランで美味しい食事をいただきました。

私は「『オムライス』 卵とごはんが・・・」を選んだのですが、本当に「卵とご飯が!!!」大変なことになっていて、びっくり。味と意外性の、両方を楽しめました。


(写真ではよくわかりませんが、とっても変わったオムライスなんです!)

武相荘の見学を終えると、銀杏や桜が紅葉する道をぶらぶら歩きながら、鶴川中央公園へと向かいます。

子供たちが走り回っているエリアをよけて、人の少ない木陰に敷物を広げます。そして、野点の準備です。

主菓子は、生徒さんの一人が、渋谷区富ヶ谷にある「岬屋」さんで、「竹栗蒸羊羹」を予約・購入してきてくださいました。

お干菓子は、ばいこう堂さんの昔ばなしシリーズ「かちかち山」にしました。昔話が、和三宝(盆)で描かれているのが、なんともユーモラスです。

羊羹は竹皮に包んであるし、お干菓子は可愛い箱に入っているし、どちらも特別な菓子器は必要無く、野点にぴったりです。

生徒さんに,交代でお茶を点てていただきました。
秋晴れの空の下でいただくお抹茶は大変美味しく、全員揃って二服ずついただきました。

優しい日差しを浴びながらいただくお抹茶は、やはり素敵なものです。
皆さんも、茶籠を持って旅に出ませんか?
縁結び工房のショップでも、オリジナルの茶籠をご紹介しています。

東南アジアの織物や工芸品を使った