茶籠がくれた出会い!京橋のギャラリーモーツアルトで
縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる世界をお届けします。
当ブログの「お知らせ」や、facebookなどでご案内した東京・京橋のギャラリーモーツアルトでの、Monsoon Japanさんと共催の展示会ですが、2016年3月5日(土)に、楽しく終了となりました!
6日間の会期中、たくさんのステキな出会いがありました。
そんな出会いの中から、今回は、「茶籠が結んでくれたご縁」についてご紹介したいと思います。
日頃、縁結び工房は、ネットショップを中心に、京橋の「下井美術」さんやカタログギフト「グローバルスプラウト」で、タイやラオスのマットミーと呼ばれる絹織物から仕立てた帛紗を販売しています。
ですが、今回の展示会では、目玉となる商品を!と思い、茶籠を2つご用意しました。
1つは「赤」をテーマに、もう1つは「青」をテーマに、タイの雑貨を茶道具に見立てて籠の中につめこみました。
そして、通常、茶籠に銘はつけないかもしれませんが、今回は思いをこめて、「赤」を「ルンアルン(=暁、รุ่งอรุณ)」、「青」を「アンダマン(=Andaman sea、อันดามัน)」と名付けたのです。
(↑こちらが、「青」の「アンダマン」)
赤の「ルンアルン」は、初日の開店直後に、とても可愛らしくて優しそうな女性にお買い上げいただきました。
その方は、子供達に茶道を教えていらっしゃるそうで、お茶をするときに「外国のものを取り入れていいんだよと、子供たちに伝えたい」とおっしゃっていました。
青の「アンダマン」は、最終日の閉店前に、とても目が大きくて、鼻が高い男性にお買い上げいただきました。
なんと、その方は、あのルー大柴さんです!
「浅草橋ヤング洋品店」という番組が大好きだった私(ルーさんは、その番組でMCをされていました)は、何かのきっかけでルーさんが遠州流の師範の許状をお持ちであることを知り、世界を旅して来られたルーさんと自分とを勝手に重ね合わせたりしていました。
そこで、今回の展示会の御案内状をお送りしたところ、なんと、マネージャーさんと共にいらしてくださったのです!
(↑もちろん、右がルー大柴さん。左は縁結び工房・店主です)
サービス精神旺盛のルーさんは、「藪からスティック」などの定番のギャグを披露してくださったり、お茶をご所望のお客様に、お薄を点ててくださったりと、ギャラリー内は大変な興奮状態となりました。
茶籠が結んでくれた2つのご縁を始め、ご来店いただいたすべての方々に感謝申し上げます。
引き続き、縁結び工房をよろしくお願いいたします。