親子で楽しむ、はじめてのお茶会

縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる世界をお届けします。

「お知らせ」でもご案内しましたが、渋谷区代々木にある親子支援センター『かぞくのアトリエ』のアートスクールで、縁結び工房の内山が『親子で楽しむ、はじめてのお茶会』を担当させていただきました。

イベントは、「お茶会」と、その後の「自分でお茶を点ててみる」という2つのパートに分けて行いました。

主菓子は、渋谷区富ヶ谷の「岬屋」さん製『若菜餅』。箱を開けると、ふわふわもちもちの若菜餅がびっしり並んでいました。

 

陰出しの準備に大忙しの田中。HAPON茶道教室も、一緒に講師をつとめています。写真には写っていませんが、HAPON茶道教室の生徒さんにも、裏方をお手伝いいただきました。感謝!

参加者は、応募多数で、抽選で当選されたというご家族6組。お茶会の前に、お菓子の取り方やお茶のいただき方などを簡単に説明して、お席入りです。
お菓子やお茶をいただく前は、「お隣に『お先に』とご挨拶してからね」と、お伝えしていたのですが、そのご挨拶がとても可愛らしくて、思わず微笑んでしましました。

掛物は、江戸千家・川上宗雪宗匠にいただいた色紙。「爽やかな風の吹きゆく北大路 若葉の揺れて童らの声」

こんなに嬉しそうにお茶を召し上がってくださって、本当に嬉しいです。

お茶会の後は、場所を変えて、それぞれがお抹茶を点てる練習をしました。皆さんの集中ぶりは驚くほどでした。

ちょっと緊張したり、美味しいお菓子やお茶をいただいてホッとしたり、真剣にお茶を点てて達成感を感じたり、、、
短い時間でしたが、「お茶」を通していろいろな気持ちを感じていただけたのではないかと思います。

最後は、ご自宅でお抹茶をいただく時の注意点などをお話ししてお開きになりました。これを機に、お抹茶を身近に感じていただければ嬉しいです。

お干菓子は、ばいこう堂「春の訪れ」

東南アジアの織物や工芸品を使った