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2016-03-25

展示会の売上の一部は、タイ・チェンライの「暁の家」に

縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる「世界」をお届けします。

「大地からの贈りもの」展の売上の一部は、1987年からタイ北部の山岳少数民族の子供達に対する教育支援を行っている「ルンアルンプロジェクト・暁の家」に!

2月29日から3月5日まで行った、東京・京橋のギャラリーモーツアルトでの展示会では、茶道小物・帛紗の他に、タイの山岳少数民族の商品も販売いたしました。

その売り上げの一部を、タイ北部のチェンライ県にある「ルンアルン暁プロジェクト・暁の家」に寄付させていただきました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

s-山岳民族刺繍額縁_縁結び工房

(↑ 額縁の中には、アンティークの山岳民族の刺繍が)


ルンアルンとは、『暁』という意味
です。
『ルンアルン暁プロジェクト』は、タイ北部の山岳少数民族の子供達のための生徒寮『暁の家』を運営しています。

タイの山間部には、様々な言語や文化をもった様々な民族が暮らしていますが、山間部ゆえ、学校の無い村もたくさんあります。そういった村の子供達の中には、義務教育を受けるために、親元を離れて寮生活をしながら勉強しなければならないケースが多々あるのです。そんな山岳少数民族の子供達が安心して暮らし、学校に通うことができるのが『暁の家』です。

あれは、2009年のこと。

私は、若い日本人日本語教師を、タイをはじめとする東南アジアの国々に派遣し、日本語教師としての経験を積むと共に、現地の若者たちとの交流を深めることを目的としたプロジェクトのコーディネーターをしていました。

その日は、日本人日本語教師が必要というタイの公立中等教育機関を視察するために、チェンライ県のウィアンパパオという山間の町に向かいました。

学校に着くと、日本語の上手な可愛い女生徒Aさんが、流ちょうな日本語で、私と、同行のタイ人スタッフを連れ、学校内を案内してくれました。

あまりの日本語のうまさに、学校で勉強しているだけ?と尋ねると、日本人が運営している『暁の家』というところで生活していることを教えてくれました。

その偶然に、私はとても驚きました。

『暁の家』の代表の方とは、その15年も前にお会いしたことがあったからです。私がチェンマイで暮らしていた時に、知人に紹介していただいていたのです。

Aさんは、「もうすぐ日本語コンクールがあるので、スピーチを聞いていただけませんか?」と私にお願いしてきました。私は「もちろん!」と彼女のスピーチを聞かせてもらいました。

聞いているうちに、自然と涙がこぼれてきました。

スピーチの流ちょうさもさることながら、小さな体で、山岳民族というハンディを吹き飛ばし、生き生きと勉強する姿に心を打たれたのです。

今回、寄付をお送りしたところ、『暁の家』からメッセージをいただきました。丁寧なお礼と共に、私が7年前に会ったAさんは、タイ北部の名門・チェンマイ大学に入学したと教えてくださいました。しかも、昨年1年間は、日本の上智大学に留学していたとのことです。
『暁の家』とのご縁に、教育の大切さと、学ぶことの素晴らしさを、再認識させていただきました。

sタイ山の村の小学校で_縁結び工房

(こちらは、20年近く前に青年海外協力隊の仲間と訪れた山岳民族の村の小学校。
緊張した面持ちの子供達ですが、遊びが始まると、豹変!笑顔でグランド中を駆け回っていました。)


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