持続可能な世界への第一歩であるSDGs の目標に近づくための『ISARAの新シリーズ』誕生です

縁結び工房は、アジアと日本の伝統文化のご縁を結ぶ場所です。また、茶道からつながる世界をお届けします。

SDGs という言葉、最近、よく耳にしませんか?
unicef の SDGs Club のサイトには、SDGs とは、「人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標」とあります。
エネルギー問題、環境問題、紛争など、地球では様々な問題が複雑に絡み合っていますが、私たちが今のままの暮らしを続けていくと、近い将来、地球が大変なことになってしまうのではないか、という心配があります。
そこで、課題がまとめられ、解決方法が考えられ、解決に向かっていくための目標が作られました。
それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals : SDGs)」です。

先日、縁結び工房の内山が、お世話になっている和裁士さんと話をしていた時、「着物を仕立てた時に余る布があって、お客様に返そうとしても、『使わないので』と受け取らない方がけっこういる」と聞きました。

大きめの布なら風呂敷にしたり、小物入れにしたりできるけれど、その後、さらに小さい布が残ってしまう、ということで、、、
「茶杓袋なら、細かったり、小さかったりする余り布でも、可愛いいものができるのではないか!?」と思いつき、早速、和裁士さんに仕立てていただきました。

SDGs の17の目標のうち、12番目の目標は「つくる責任とつかう責任」についてです。

-12-5 : 2030年までに、ごみが出ることを防いだり、減らしたり、リサイクル・リユースをして、ごみの発生する量を大きく減らす。
-12-8 : 2030年までに、人びとがあらゆる場所で、持続可能な開発や、自然と調和したくらし方に関する情報と意識を持つようにする。

縁結び工房では、余り布の単なる再利用ではなく、価値の高いものへと変えていく『アップサイクル』の取り組みとして、まずは茶杓袋を作成しました。

縁結び工房の商品をお使いくださっている皆さまと共に、茶道を通して、自然と調和した暮らしを続けていけるよう、精進して参りたいと思っております。
小さい歩みでも、皆で一歩ずつ進んでいけば、いつしか大きな歩みへとつながるはず!

縁結び工房のショップも、是非、のぞいてみてください。

東南アジアの織物や工芸品を使った